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常滑急須4種の販売を開始いたしました。

日本六古窯の一つで急須で有名な愛知県常滑市の常滑急須を4種販売開始いたしました。常滑の地で長く急須を専門に作陶する、玉光陶園と石龍陶苑2つの陶房にお伺いし、現代の空間に合う常滑急須の考えのもと、kiwaha独自の支店で仕上げやサイズをオーダーさせていただいた急須です。

急須の種類はごく浅い平急須、平丸急須、背の高い切立急須の4種。いずれも120~140ml程度の容量で、1~2人、または多煎でお茶を淹れるのに向いたサイズ感です。




製法は全て常滑急須を代表する焼締と呼ばれる無釉のもので、常滑特有の朱泥で焼成したものを炭を使い2度焼き(還元焼成)をすることで、マットな黒い質感にしています。

茶こし部分は全てセラメッシュと呼ばれる、常滑急須独自の本体と同素材の陶器製のものが付いています。無数に空けられた小さな孔により比較的細かい茶葉も逃さずスムースに淹れることができます。

常滑急須のもう一つの特徴は本体とぴったり合う蓋の合わせ。これも常滑急須独自の蓋すりと呼ばれる、本体と蓋を削り合わせる工程によるものです。

それぞれ急須のタイプごとに特徴があり、いろいろな楽しみ方ができます。

常滑急須は歴史的には中国の紫泥急須にルーツを持ち、現在の常滑急須は日本茶に合わせ日本ならではの独自進化をしたものです。現地にお伺いしてお話を聞いたり、成り立ちを細かく見ていくとその影響を随所に見ることが出来ます。

そうした伝統と、急須を専業に長年作陶を続ける工房ならではの日本的な細やかな気配りと使い勝手の良さ、轆轤挽きによる手作業の味わいがありながらもかっちりとした精度の高さをぜひ感じてみてください。

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